ミュージカル「INTO THE WOODS-イントゥ・ザ・ウッズ-」(2022年1月11~31日、東京・日生劇場、2月6~13日、大阪・梅田芸術劇場)の出演者が発表されました。
本作品には、今年4月に宝塚歌劇団を退団した元雪組トップスター望海風斗が魔女役で出演します。他にも宝塚OGの毬谷友子、湖月わたる、朝海ひかる、麻美れいが出演することが発表されました。
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目次
作品概要
童話に新しい解釈を与え、大人向けファンタジーとして創り上げたミュージカル『INTO THE WOODS』。
登場するのは、魔女に呪いをかけられたパン屋の夫婦と、赤ずきん、シンデレラ、ジャックと豆の木のジャック、ラプンツェルなど、おとぎ話の主人公たち。それぞれの物語が交錯し、「森」の中で新しいストーリーが展開されます。
人は、自分のために、家族のために、友人のために努力し必死に生きていますが、どこかで知らない誰かの人生が、その犠牲になっています。お互いの犠牲なくしては人間の世の中は成り立ちません。
本作には、誰もが良く知るおとぎ話の主人公たちが登場しますが、彼らの成功人生でさえ、やはり誰かの犠牲の上に成り立っており、彼らの人生にも、当然そのような人間の世の中の現実や、業が存在しています。
劇中では、主人公たちの「I Wish(願い)」をのせた言葉がめまぐるしく繰り出され、家族の絆や社会の矛盾といった様々なテーマを織り込みながら、人が本質的、普遍的に持つ「人間の業」を描きます。作詞・作曲は、『ウエスト・サイド物語』『太平洋序曲』『スウィーニー・トッド』など、名だたる名作ミュージカルを手掛けてきたスティーヴン・ソンドハイム。脚本はソンドハイムの長年の盟友でもあるジェームズ・ラパイン。見事に一体化した歌詞と音楽は、深い意味と美しさを生み出し、観るものを虜にします。
本作は、1987年初演のブロードウェイミュージカル。 88年のトニー賞では、ミュージカル脚本賞、オリジナル楽曲賞、ミュージカル主演女優賞の3部門を受賞。2002年にはリバイバル作品賞を受賞するなど輝かしい受賞歴を誇り、これまでに世界各国で上演され続けています。ここ日本でも、これまでに複数の演出家によって舞台化され、4度上演されています。2014年には、巨匠ロブ・マーシャルが監督を務め、ディズニーにより実写映画化(日本公開2015年)され、アカデミー賞やゴールデングローブ賞に複数ノミネート。魔女を演じたメリル・ストリープや、「赤ずきん」の狼を演じたジョニー・デップ等の怪演も話題になりました。
本公演では、演出家熊林弘高氏が、初めてミュージカル作品を手掛けます。クラシック音楽やオペラにも造詣が深い熊林氏が、難解なソンドハイムメロディの音符一つ一つからも、作品に隠されたテーマを読み解き、物語を丁寧に創り出しています。あらすじ、音楽、メッセージ…全てが複雑怪奇なこの作品を、どうミュージカルとして描くのか・・・
人間の本能や欲望、深層心理を容赦なく暴き出し、美しく、ときに残酷な『INTO THE WOODS』の世界、どうぞご期待ください!
https://www.umegei.com/schedule/989/index.html
公演情報
日生劇場(東京)
2022年1月11日(火)~31日(月)
東京都 日生劇場
梅田芸術劇場 メインホール(大阪)
2022年2月6日(日)~13日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
作曲・作詞:スティーヴン・ソンドハイム
作:ジェームズ・ラパイン
演出:熊林弘高
翻訳・訳詞:早船歌江子
音楽監督・指揮:小林恵子
キャスト
赤ずきん
赤ずきん:羽野晶紀
シンデレラ
シンデレラ:古川琴音
継母:毬谷友子
継姉:湖月わたる
継姉:朝海ひかる
王子:廣瀬友祐
執事:花王おさむ
ジャックと豆の木
ジャック:福士誠治
母親:あめくみちこ
塔の上のラプンツェル
ラプンツェル:鈴木玲奈
ナレーター・謎の男:福井貴一
パン屋
夫:渡辺大知
妻:瀧内公美
魔女:望海風斗
巨人(声の出演):麻実れい
ミュージカル『INTO THE WOODS』に望海風斗、古川琴音、渡辺大知ら 演出・熊林弘高のコメントも到着
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元宝塚雪組トップ望海風斗、退団後初ミュージカル「イントゥ・ザ・ウッズ」
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