
『ポーの一族』は、萩尾望都さんによる名作漫画を原作とした、宝塚ファンにも漫画ファンにも特別な意味を持つ作品です。
2018年の花組版で初舞台化され、大きな話題に。さらに2021年には梅田芸術劇場主催の外部版、2026年には雪組での再演が実現し、それぞれ異なる魅力を放っています。
この記事では、宝塚花組2018年版・外部版2021年版・雪組2026年版を比較しながら、『ポーの一族』の魅力や見どころをわかりやすく解説します。
さらに、
- エドガー役の違い
- 原作と舞台の関係
- 2018年版と2026年版の変化
- アラン&メリーベルの歴代キャスト比較
- 『ポーの一族』を象徴する楽曲・音楽の魅力
- 過去作品を見る方法
- 2026年雪組版をこれから観る方法
まで掘り下げます。
※公演・配信・商品情報は2026年9月13日時点で確認しています。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
この記事でわかること
- 『ポーの一族』とはどんな作品か
- 2018年花組版・2021年外部版・2026年雪組版の違い
- 歴代エドガー・アラン・メリーベルのキャスト
- 2018年版から2026年版で何が変わったのか
- 過去の『ポーの一族』を見る方法
- 楽曲・音楽を楽しむ方法
- 2026年雪組版を今から観る方法
- 原作漫画・映像商品を楽しむ方法
『ポーの一族』とは?50年以上愛される萩尾望都の名作
『ポーの一族』は、永遠の時を生きるバンパネラとなった少年エドガーを中心に描かれるゴシック・ロマンです。
原作は萩尾望都さん。1970年代に発表が始まり、50年以上を経た現在も読み継がれている少女漫画史を代表する作品のひとつです。
少年エドガーは、妹メリーベルとともに人間とは異なる時間を生きる「バンパネラ」の世界へ足を踏み入れます。
永遠の命を持ちながら、時間の中に取り残されていくエドガー。
そこへ人間の少年アランが現れることで、物語はさらに大きく動き始めます。
小池修一郎が長年温め続けた舞台化
宝塚版の脚本・演出を担当するのは、小池修一郎さん。
宝塚歌劇公式では、小池さんが『ポーの一族』のミュージカル化を夢見て宝塚歌劇団に入り、長年構想を温めた末、2018年に念願の舞台化を果たしたことが紹介されています。
2018年花組公演の成功から8年。
2026年には、朝美絢さん主演による雪組での再演が実現しました。
3つの『ポーの一族』はどう違う?
舞台版『ポーの一族』には、大きく3つの節目があります。
2018年|宝塚歌劇 花組版
明日海りおさん主演で初めてミュージカル化された“原点”。
宝塚歌劇ならではの幻想性と耽美な世界観が、『ポーの一族』と高い親和性を見せました。
2021年|梅田芸術劇場 外部版
宝塚退団後の明日海りおさんがエドガーを続投。
千葉雄大さんをはじめ男性俳優も出演し、男女混合キャストによる新たな『ポーの一族』が生まれました。
2026年|宝塚歌劇 雪組版
エドガー役が明日海りおさんから朝美絢さんへ。
朝美絢さんと音彩唯さんの雪組新トップコンビお披露目公演として、新しい世代の『ポーの一族』が誕生しています。
2018年・2021年・2026年『ポーの一族』比較
| 上演 | 2018年 | 2021年 | 2026年 |
|---|---|---|---|
| 形態 | 宝塚花組 | 外部公演 | 宝塚雪組 |
| エドガー | 明日海りお | 明日海りお | 朝美絢 |
| アラン | 柚香光 | 千葉雄大 | 縣千 |
| メリーベル | 華優希 | 綺咲愛里 | 音彩唯 |
脚本・演出はいずれも小池修一郎さん。
同じ作品でありながら、キャストと舞台を成立させる条件が大きく異なることが、『ポーの一族』を見比べる面白さにつながっています。
2018年花組版|『ポーの一族』舞台化の原点
2018年花組版は、舞台版『ポーの一族』のすべての始まりです。
主要キャストは、
- エドガー・ポーツネル:明日海りお
- シーラ・ポーツネル男爵夫人:仙名彩世
- アラン・トワイライト:柚香光
- メリーベル:華優希
という布陣でした。
特に明日海りおさんのエドガーは、その後の舞台版『ポーの一族』を考えるうえで欠かせない存在です。
少年の姿のまま永遠を生き続けるという、現実離れしたエドガー。
宝塚の男役が持つ「現実には存在しない美しさ」と結びつくことで、原作の幻想性を舞台上に成立させました。
柚香光のアランにも注目
アラン役は柚香光さん。
永遠の時間を漂うエドガーに対し、アランには若さや生命、人間として生きる時間があります。
エドガーとアランの対比を見ることが、『ポーの一族』を理解するポイントのひとつです。
2021年外部版|主催は梅田芸術劇場
2021年には、宝塚歌劇の枠を離れた外部版『ポーの一族』が上演されました。
ここで注意しておきたいのが主催です。
2021年外部版の企画・制作・主催は梅田芸術劇場です。
主なキャストは、
- エドガー・ポーツネル:明日海りお
- アラン・トワイライト:千葉雄大
- フランク・ポーツネル男爵:小西遼生
- ジャン・クリフォード:中村橋之助
- シーラ・ポーツネル男爵夫人:夢咲ねね
- メリーベル:綺咲愛里
- 大老ポー/オルコット大佐:福井晶一
- 老ハンナ/ブラヴァツキー:涼風真世
など。
宝塚OGだけではなく男性俳優も加わり、2018年版とは異なる舞台世界が作られました。
明日海りおが退団後もエドガーを続投
2021年版でも、エドガーを演じたのは明日海りおさんです。
ここが非常に興味深いポイントです。
2018年は宝塚歌劇団のトップスターとしてエドガーを演じ、2021年は退団後の俳優として再び同じ役へ。
同じ役者が、
宝塚という女性だけの舞台
と、
男女混合キャストの外部ミュージカル
の両方でエドガーを演じています。
2018年版と2021年版を続けて見ると、『ポーの一族』という作品が舞台環境によってどう変化するのかが見えてきます。
2026年雪組版|朝美絢×音彩唯の新トップコンビお披露目公演
2026年、『ポーの一族』が8年ぶりに宝塚歌劇へ帰ってきました。
主演は朝美絢さんと音彩唯さん。
宝塚歌劇公式では、2026年版を朝美絢さん・音彩唯さんの雪組新トップコンビお披露目公演としています。
2026年雪組版の主要キャスト
| 役名 | キャスト |
|---|---|
| エドガー・ポーツネル | 朝美絢 |
| メリーベル | 音彩唯 |
| フランク・ポーツネル男爵 | 瀬央ゆりあ |
| シーラ・ポーツネル男爵夫人 | 小桜ほのか |
| アラン・トワイライト | 縣千 |
| ブラヴァツキー | 美穂圭子 |
| 大老ポー | 奏乃はると |
| 老ハンナ | 透真かずき |
新人公演では、
- エドガー:華世京
- メリーベル:澄花まい
- アラン:律希奏
が主要役を務めます。
エドガーを比較|明日海りおと朝美絢で何が変わる?
『ポーの一族』を比較するうえで最も興味深いのが、エドガーです。
2018年と2021年は明日海りおさん。
2026年は朝美絢さん。
つまり、同じ役者が宝塚版と外部版でエドガーを演じ、その後、別の宝塚トップスターへ役が受け継がれたことになります。
明日海りお版エドガー
明日海りおさんの持つ中性的な美しさと、少年と大人の境界にいるような独特の存在感は、エドガーと非常に相性の良いものでした。
2018年花組版では宝塚の男役として。
2021年外部版では、男性俳優も存在する舞台の中で。
同じ役を演じても、周囲との関係性が変わることでエドガーの見え方も変化します。
朝美絢版エドガー
2026年版の宝塚公式作品紹介では、朝美絢さんについて「妖しくもミステリアス」と表現されています。
明日海りおさんのエドガーをそのまま再現するのではなく、朝美絢さんだから成立する新しいエドガーを見ることが、2026年版の大きなポイントでしょう。
どちらを見るべき?
舞台版『ポーの一族』の原点を知りたい → 明日海りお版
2026年の宝塚で再解釈されたエドガーを見たい → 朝美絢版
という選び方がおすすめです。
朝美絢さんについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
原作と舞台版の関係|観劇前に原作は読んだ方がいい?
結論からいうと、原作未読でも舞台は楽しめます。
ただし、『ポーの一族』は時代を超えて物語が進み、エドガーが「永遠の時間」を生き続ける作品です。
原作を知っていると、
- なぜエドガーが孤独なのか
- メリーベルがエドガーにとってどんな存在なのか
- アランとの出会いがなぜ重要なのか
- バンパネラとして生きることが何を意味するのか
を、より深く理解できます。
観劇前に全部読む必要はない
『ポーの一族』には多くのエピソードが存在するため、「全部読まないと舞台を理解できないのでは?」と心配する必要はありません。
初めての方なら、まず作品の基本設定と主要人物の関係を知るだけでも十分です。
観劇後に読むのもおすすめ
むしろ、
舞台を観る → 原作を読む → もう一度舞台を見る
という順番もおすすめです。
舞台では限られた上演時間の中で進むため、原作を読むことで人物の背景や長い時間の流れが補完されます。
小学館では『ポーの一族 復刻版』などが刊行されています。
原作を購入する
2018年版から2026年版へ|8年ぶりの再演で何が変わった?
2018年花組版から2026年雪組版へ。
最大の変化は、当然ながらキャストです。
エドガー
2018年:明日海りお
2026年:朝美絢
作品そのものを象徴するエドガーが変わるため、舞台全体の印象にも大きく影響します。
アラン
2018年:柚香光
2026年:縣千
エドガーと対照的に「人間としての時間」を生きるアラン。
アランを誰が演じるかによって、エドガーとの関係性の見え方も変わります。
メリーベル
2018年:華優希
2026年:音彩唯
エドガーが何より大切にする妹メリーベルも、作品を成立させる重要人物です。
可憐さだけでなく、永遠の世界に属する存在としての神秘性も必要となります。
2026年は「新トップコンビお披露目」という意味も
2018年版は明日海りおさん率いる花組による新作。
一方の2026年版は、朝美絢さん・音彩唯さんによる新トップコンビお披露目公演です。
そのため2026年版には、
名作再演
だけでなく、
新しい雪組のスタート
という意味も重なっています。
アラン&メリーベル歴代キャスト比較
エドガーだけでなく、アランとメリーベルにも注目すると、3作品の違いがさらに分かりやすくなります。
アラン・トワイライト
| 上演 | キャスト |
|---|---|
| 2018年花組 | 柚香光 |
| 2021年外部版 | 千葉雄大 |
| 2026年雪組 | 縣千 |
アランは、永遠の時間を生きるエドガーに対し、「限りある時間を生きる人間」の象徴ともいえる存在です。
特に2021年版は、宝塚の男役ではなく男性俳優の千葉雄大さんがアランを演じています。
2018年版と2021年版を比較すると、同じ明日海りおさんのエドガーに対して、アランの存在感がどう変化するのかを見ることができます。
メリーベル
| 上演 | キャスト |
|---|---|
| 2018年花組 | 華優希 |
| 2021年外部版 | 綺咲愛里 |
| 2026年雪組 | 音彩唯 |
メリーベルはエドガーの妹。
『ポーの一族』において、エドガーの心を理解するうえで欠かせない人物です。
可憐な少女である一方、人間とは異なる存在としての美しさや危うさも必要になる役です。
宝塚版と外部版は何が違う?
最も大きな違いは、舞台世界に存在する男女の見え方です。
宝塚版ではすべての役を女性が演じます。
そのため、エドガーもアランもフランクも、現実とは少し距離を置いた宝塚歌劇独自の美学の中に存在します。
『ポーの一族』に登場するバンパネラは、人間でありながら人間とは異なる存在。
その非現実性と、宝塚の男役が作り出す幻想的な男性像は非常に相性が良いといえます。
一方、2021年外部版では千葉雄大さん、小西遼生さん、中村橋之助さん、福井晶一さんなど男性俳優が出演しました。
同じ物語でも、実際の男性俳優が舞台に存在することで、エドガーの異質さが別の角度から浮かび上がります。
幻想世界として味わいたいなら宝塚版。
同じ作品が男女混合キャストでどう変わるかを見たいなら2021年外部版。
両方を見ることで、『ポーの一族』という作品の奥行きがさらに広がります。
『ポーの一族』の音楽にも注目
『ポーの一族』は、物語だけでなく音楽も作品世界を形作る重要な要素です。
ゴシックな雰囲気、永遠を生きる者の孤独、エドガーとメリーベルの関係、アランとの出会い。
それぞれの場面で音楽が大きな役割を担っています。
「ポーの一族」
作品タイトルを冠した象徴的な楽曲。
『ポーの一族』という世界へ観客を導く重要なナンバーです。
「この世に二人だけ」
2026年雪組版では、朝美絢さん・音彩唯さんによる「この世に二人だけ」が主題歌配信されています。
エドガーとメリーベルという兄妹の関係を象徴する一曲として、観劇前後に聴いておきたい楽曲です。
「哀しみのバンパネラ」
エドガーという人物の孤独と宿命を感じるうえで注目したい楽曲。
舞台を観た後に改めて音楽だけを聴くことで、場面の記憶が蘇る作品でもあります。
音楽から『ポーの一族』に入るのもおすすめ
2026年版をこれから観る方は、
まず主題歌を聴く → 舞台を見る → サウンドトラックで振り返る
という順番もおすすめです。
2026年雪組版はBlu-ray・DVD・CDが10月13日発売
2026年雪組『ポーの一族』は、2026年10月13日にBlu-ray・DVD・CDが発売予定です。
| 商品 | 価格 |
|---|---|
| Blu-ray | 12,100円 |
| DVD | 9,900円 |
| CD | 5,500円 |
何度も映像を見返したい方はBlu-rayまたはDVD、楽曲をじっくり楽しみたい方はCDが選択肢になります。
通販サイトでも比較
※在庫、価格、特典などは販売店によって異なる場合があります。
過去の『ポーの一族』を見る方法
2018年花組版|TAKARAZUKA SQUARE
2018年花組東京宝塚劇場千秋楽版は、TAKARAZUKA SQUAREで配信対象作品として確認できます。
配信ラインアップや料金は変更される可能性があるため、利用前に最新情報をご確認ください。
Blu-rayで見る
2018年花組版は映像商品化されています。
2021年外部版
2021年梅田芸術劇場版もDVD化されています。
明日海りおさんのエドガーと千葉雄大さんのアランを映像で比較できるため、2018年版を見た方には特におすすめです。
販売状況は各ショップでご確認ください。
2026年雪組『ポーの一族』を今から観るには?
2026年9月13日現在、東京宝塚劇場公演が上演中です。
公演期間は、
2026年9月12日~10月25日
です。
劇場で観たいなら公式リセールを確認
東京公演のWebチケットサービス取扱予定枚数は終了しています。
ただし、チケットが出品された場合には、宝塚歌劇公式リセールサービスで購入できる可能性があります。
今から劇場観劇を狙う場合は、非公式な転売サイトではなく、まず公式リセールを確認しましょう。
宝塚のチケット取得方法全体を知りたい方はこちらも参考にしてください。
10月1日は新人公演をライブ配信
2026年10月1日18時30分から、東京宝塚劇場新人公演『ポーの一族』がライブ配信されます。
料金:2,500円
販売期間:2026年9月17日10:00~10月1日19:00
配信サービスは、
です。
新人公演では、
- エドガー:華世京
- メリーベル:澄花まい
- アラン:律希奏
という本公演とは異なるキャストで『ポーの一族』を見ることができます。
10月25日千秋楽は映画館+ライブ配信
2026年10月25日13時30分開演の東京宝塚劇場千秋楽は、ライブ中継とライブ配信が予定されています。
映画館ライブ中継
料金:5,000円
全国各地に加え、台湾・香港・タイの映画館でも上映予定です。
ライブ配信
料金:4,000円
販売期間は、
2026年10月11日10:00~10月25日15:30
配信サービスは、
です。
宝塚のライブ配信全体の予定はこちらの記事でもまとめています。
※ライブ配信は開演後に購入しても冒頭へ巻き戻すことはできません。余裕をもって視聴準備をするのがおすすめです。
どの『ポーの一族』から見るのがおすすめ?
2026年の宝塚を追っている方
2026年雪組版から。
現在進行形の作品なので、劇場観劇・ライブ配信・ライブ中継・Blu-rayと複数の楽しみ方があります。
明日海りおさんのエドガーを知りたい方
2018年花組版 → 2021年外部版がおすすめです。
同じ俳優が同じ役を、「宝塚在団中」と「退団後の外部公演」で演じた違いを比較できます。
『ポーの一族』という舞台作品そのものを深掘りしたい方
2018年 → 2021年 → 2026年の順がおすすめです。
初演、外部展開、宝塚での再演という作品の歩みをそのまま追うことができます。
東京宝塚劇場へ遠征するならホテルも早めに
公式リセールで直前にチケットが取れた場合、ホテルも同時に探すことになります。
東京宝塚劇場は日比谷・有楽町エリアにあるため、一人遠征なら劇場から徒歩圏または乗り換えの少ない場所を選ぶと便利です。
東京宝塚劇場周辺のホテルおすすめ10選【2026年】観劇・遠征・女性一人旅にも
FAQ|『ポーの一族』についてよくある質問
『ポーの一族』はいつ宝塚で初演されましたか?
2018年の花組公演が初演です。
エドガーを明日海りおさん、シーラを仙名彩世さん、アランを柚香光さん、メリーベルを華優希さんが演じました。
2026年雪組版のエドガーは誰ですか?
朝美絢さんです。
メリーベルは音彩唯さん、アランは縣千さんが演じます。
2021年外部版のアランは誰ですか?
千葉雄大さんです。
エドガーは2018年宝塚版に引き続き、明日海りおさんが演じました。
原作を読んでいなくても楽しめますか?
楽しめます。
ただし、原作を読むとエドガー・メリーベル・アランの関係や、時間を超えて生き続けるエドガーの孤独がより理解しやすくなります。
2018年花組版は今でも見られますか?
TAKARAZUKA SQUAREなどで配信対象となる場合があります。また映像商品も発売されています。
最新の配信・販売状況をご確認ください。
2026年雪組版のライブ配信はありますか?
あります。
10月1日の新人公演と、10月25日の東京宝塚劇場千秋楽がライブ配信予定です。
2026年版のBlu-rayは発売されますか?
2026年10月13日発売予定です。
Blu-rayは12,100円、DVDは9,900円、CDは5,500円です。
雪組宝塚大劇場公演『ポーの一族』 [Blu-ray]/Amazon
まとめ|3つの『ポーの一族』を見比べると作品世界がさらに広がる
舞台版『ポーの一族』には、大きく3つの節目があります。
2018年――明日海りお主演の花組で初ミュージカル化。
2021年――明日海りおがエドガーを続投し、梅田芸術劇場主催の男女混合キャスト版へ。
2026年――朝美絢主演の雪組で宝塚歌劇へ帰還。
『ポーの一族』は、一つの版を見るだけでも楽しめます。
しかし、
エドガー
アラン
メリーベル
という主要人物を演じる人が変わることで、同じ物語でも印象が大きく変化します。
特に、
2018年花組版 → 2021年外部版 → 2026年雪組版
と順番に見ていくと、『ポーの一族』が宝塚から外部ミュージカルへ広がり、再び宝塚へ戻ってきた流れそのものを楽しめます。
2026年の雪組再演を入口に、過去の舞台、音楽、そして萩尾望都さんの原作へ。
作品を行き来しながら見ることで、永遠の時間を旅するエドガーたちの世界を、さらに深く楽しめるのではないでしょうか。






