
映画『RRR』が、2027年に新たなミュージカルとして舞台に帰ってきます。
梅田芸術劇場が企画・制作するミュージカル『RRR』は、ビーム役・尾上松也さん、ラーマ役・城田優さんのW主演。
キャストやメインビジュアル、プロモーション映像も公開され、2027年3月から大阪・福岡・東京の3都市で上演されることが発表されています。
そして宝塚ファンにとって特に注目したいのが、2024年の星組『RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Bheem~』、2026年の『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Rama~』を手掛ける谷貴矢氏が、2027年版でも脚本・演出に参加することです。
ただし、2027年版は宝塚版をそのまま外部キャストで再演する作品ではありません。
梅田芸術劇場は2027年版を「新作ミュージカル」と位置付けており、城田優さんと尾上松也さんもクリエイティブ面に参加します。
つまり『RRR』は、
映画『RRR』
→ 2024年 宝塚版『√Bheem』
→ 2026年 宝塚版『√Rama』
→ 2027年 梅田芸術劇場版ミュージカル『RRR』
と、同じ原作をもとに異なる視点・出演者・舞台表現で進化してきたことになります。
この記事では2027年版のキャスト・日程だけでなく、宝塚版との関係、歴代キャスト比較、演出・音楽・ダンスの違い、観劇前のおすすめ予習方法まで詳しくまとめます。
※情報確認日:2026年9月12日
※出演者、公演情報、チケット情報などは変更・追加される場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
2027年ミュージカル『RRR』とは?
2027年版『RRR』は、S.S.ラージャマウリ監督による映画『RRR』を原作として、梅田芸術劇場が企画・制作する新作ミュージカルです。
主演は、
コムラム・ビーム:尾上松也
A・ラーマ・ラージュ:城田優
の2人。
脚本は谷貴矢氏と城田優さん、演出は城田優さん・尾上松也さん・谷貴矢氏が担当します。
宝塚版を制作した谷貴矢氏が引き続き参加する一方、城田優さんと尾上松也さんが主演だけでなく作品づくりにも加わる点が、2027年版の大きな特徴です。
原作はS.S.ラージャマウリ監督の映画『RRR』
映画『RRR』の舞台は、1920年代の英国植民地時代のインドです。
英国軍によって連れ去られた少女マッリを救うために立ち上がるゴーンド族の守護者ビーム。
一方、大義を胸に秘めながら英国政府の警察官として生きるラーマ。
互いの正体を知らないまま出会った2人は固い友情で結ばれますが、それぞれの使命によって対立する運命をたどります。
映画の大きな魅力となったのが、友情、アクション、音楽、ダンスを圧倒的なスケールで融合したエンターテインメント性です。
特に「Naatu Naatu(ナートゥ・ナートゥ)」は、第95回アカデミー賞歌曲賞を受賞し、『RRR』を象徴する楽曲となりました。
ミュージカル『RRR』2027年版のキャスト
2026年9月時点で発表されている主要キャストは次の通りです。
| 役名 | キャスト |
|---|---|
| コムラム・ビーム | 尾上松也 |
| A・ラーマ・ラージュ | 城田優 |
| ジェニー | 小南満佑子/トラウデン直美 |
| シータ | 小南満佑子/高野菜々 |
| マッリ | 山﨑玲奈 |
| ジェイク | 和田琢磨 |
| スコット総督 | 松崎悠希 |
| キャサリン夫人 | 高岡早紀 |
小南満佑子さんは「ジェニー/シータ」として発表されており、ジェニーはトラウデン直美さん、シータは高野菜々さんとのWキャストです。
実際の出演日・組み合わせについては、今後発表される公演スケジュールを確認しましょう。
ビーム役は尾上松也
尾上松也さんが演じるのは、連れ去られたマッリを救うために立ち上がるコムラム・ビーム。
宝塚版では、2024年『√Bheem』で礼真琴さん、2026年『√Rama』では瑠風輝さんが演じています。
2027年版では尾上松也さん自身が演出にも参加します。
ビームという人物を「演じる側」だけではなく、「作品全体を作る側」からも構築する点は、今回ならではの注目ポイントです。
ラーマ役は城田優
ラーマを演じる城田優さんは、主演だけでなく脚本・演出・音楽にも参加します。
2024年版と2026年版では、いずれも暁千星さんがラーマを演じました。
宝塚版のラーマを知っている観客にとっては、城田優さんによるラーマがどのような人物像として描かれるのかも大きな比較ポイントになるでしょう。
音楽は城田優さん、Mitsu.Jさん、桑原まこさんが担当します。
主要キャラクターを比較|同じ役を宝塚版と2027年版では誰が演じる?
宝塚版を観た人にとって最も分かりやすい比較軸が、「同じ登場人物を誰が演じるのか」です。
主要人物を並べると、『RRR』という作品が3回の舞台化によって少しずつ違う顔を見せていることが分かります。
| 役 | 2024年 √Bheem | 2026年 √Rama | 2027年版 |
|---|---|---|---|
| ビーム | 礼真琴 | 瑠風輝 | 尾上松也 |
| ラーマ | 暁千星 | 暁千星 | 城田優 |
| ジェニー | 舞空瞳 | 乙華菜乃 | 小南満佑子/トラウデン直美 |
| シータ | 詩ちづる | 詩ちづる | 小南満佑子/高野菜々 |
| スコット | 輝咲玲央 | 輝咲玲央 | 松崎悠希 |
| キャサリン | 小桜ほのか | 瑠璃花夏 | 高岡早紀 |
| マッリ | 瑠璃花夏 | 茉莉那ふみ | 山﨑玲奈 |
| ジェイク | 極美慎 | 稀惺かずと | 和田琢磨 |
同じ原作・同じ人物でも、演じる人が変われば声、身体表現、年齢感、人物同士の距離感は変わります。
そのため2027年版では、「映画と似ているか」「宝塚版と似ているか」だけではなく、新しいカンパニーが同じ人物をどう解釈するのかに注目すると楽しみが広がりそうです。
礼真琴のビームから尾上松也のビームへ
2024年『√Bheem』では、当時の星組トップスター・礼真琴さんがビームを演じました。
タイトルの通りビームを中心として構成されたため、ビームの使命、友情、ジェニーとの関係が作品の大きな軸になっています。
2027年版では、歌舞伎をはじめ舞台・映像で幅広く活動する尾上松也さんがビーム役を担当します。
さらに尾上松也さんは演出にも参加。
2024年版を観ている人にとっては、「同じビームという人物が、宝塚の男役スターと尾上松也さんでどう変わるのか」が非常に興味深い比較ポイントになるでしょう。
暁千星のラーマから城田優のラーマへ
ラーマは舞台版『RRR』の変化を追ううえで、特に面白い役です。
2024年『√Bheem』で暁千星さんがラーマを演じ、2026年には星組トップスターとして同じラーマを再び演じています。
しかも2026年版ではタイトルそのものが『√Rama』となり、ラーマが物語の中心へ移りました。
2027年版では城田優さんがラーマを演じます。
主演に加えて脚本・演出・音楽にも携わるため、城田優さんのラーマ像が作品全体の方向性にも大きく関わることになりそうです。
ミュージカル『RRR』の公演日程|大阪・福岡・東京で上演
2027年版ミュージカル『RRR』は、大阪・福岡・東京の3都市で上演されます。
| 都市 | 会場 | 公演期間 |
|---|---|---|
| 大阪 | 梅田芸術劇場 メインホール | 2027年3月29日~4月13日 |
| 福岡 | 博多座 | 2027年4月21日~4月29日 |
| 東京 | 日生劇場 | 2027年5月8日~5月30日 |
大阪からスタートし、博多座を経て日生劇場へ向かいます。
2026年9月12日時点では、梅田芸術劇場の公演スケジュールで一般発売日・料金は未定です。
今後、チケット料金、先行販売、一般発売、貸切公演などの情報が順次発表されると考えられるため、観劇予定の方は公式サイトを定期的に確認しておきましょう。
2027年版『RRR』は宝塚版の再演?
2027年版は宝塚版との制作上のつながりが非常に強いものの、宝塚版をそのまま再演する作品ではありません。
梅田芸術劇場公式サイトでは、2027年版を「新作ミュージカル」と紹介しています。
宝塚版では谷貴矢氏が脚本・演出を担当しましたが、2027年版では、
脚本:谷貴矢/城田優
演出:城田優/尾上松也/谷貴矢
という新たな制作体制になります。
「宝塚版のキャストだけを入れ替えた外部版」と考えるより、
宝塚版で『RRR』を舞台化してきた谷貴矢氏が、城田優さん・尾上松也さんらと改めて新しいミュージカルを作る
と理解する方がよいでしょう。
『RRR』は3度の舞台化でどう進化した?谷貴矢氏を軸に比較
今回の記事でぜひ押さえておきたいのが、谷貴矢氏が3つの『RRR』すべてに関わっていることです。
2024年|礼真琴主演『√Bheem』
最初の宝塚版となったのが、2024年星組『RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Bheem~』。
脚本・演出は谷貴矢氏です。
礼真琴さん演じるビームを物語の中心に置き、暁千星さんがラーマ、舞空瞳さんがジェニーを演じました。
レビュー『VIOLETOPIA』との2本立てだったため、約3時間ある映画『RRR』を宝塚の上演形式に合わせて再構築した作品でもあります。
2026年|暁千星主演『√Rama』
2026年に生まれたのが『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Rama~』です。
主演は星組トップスターとなった暁千星さん。
2024年版でも演じたA・ラーマ・ラージュを、今度は主人公として演じます。
宝塚歌劇公式では、「ラーマを主人公に物語を再構築」し、『√Bheem』では描かれなかったシーンも加えた一本立て作品であると説明しています。
同じ演出家、同じ原作、そして同じラーマ役でありながら、主人公を変えるだけで物語の見え方が変わるという興味深い試みです。
→ 星組『RRR ~√Rama~』貸切公演・最新チケット情報
2027年|尾上松也×城田優のW主演へ
そして2027年版では、「√Bheem」「√Rama」のどちらか一人をタイトル上の主人公とする形ではなく、尾上松也さんのビームと城田優さんのラーマによるW主演となります。
ここが3作品を比較するときの非常に重要なポイントです。
| 作品 | 中心となる人物 | 主演・主要人物 | 脚本・演出 |
|---|---|---|---|
| 2024 √Bheem | ビーム | 礼真琴/暁千星 | 谷貴矢 |
| 2026 √Rama | ラーマ | 暁千星/瑠風輝 | 谷貴矢 |
| 2027 ミュージカル版 | ビーム&ラーマ | 尾上松也/城田優 | 谷貴矢・城田優ほか |
2024年はビーム側。
2026年はラーマ側。
2027年は2人をW主演として描く。
こうして見ると、2027年版は単なる3回目の舞台化ではなく、過去2作で別々に掘り下げてきたビームとラーマを、改めて対等な主人公として描く作品になる可能性があります。
具体的な物語構成については、今後の公式発表を待ちましょう。
宝塚版と2027年版では何が変わる?舞台表現の違いに注目
宝塚版と2027年版は、同じ原作を扱っていても舞台表現の前提が異なります。
どちらが優れているという比較ではなく、異なる舞台文化が『RRR』をどう料理するかという視点で見るのがおすすめです。
宝塚版ならではの「男役」で描くビームとラーマ
宝塚版では、ビームもラーマも男役スターが演じます。
これは映画とも2027年版とも異なる大きな特徴です。
男役として培われた立ち姿、声の使い方、ダンス、スター同士の関係性を通じて人物を構築するため、『RRR』の男性同士の友情が宝塚独自の様式で表現されます。
また宝塚では、組全体による群舞やアンサンブルも大きな魅力。
『RRR』が持つ群衆のエネルギーと、宝塚の大人数による舞台表現との相性も、宝塚版ならではの見どころです。
2027年版は男女混合キャストによる新しい人物関係へ
2027年版では男性俳優・女性俳優がそれぞれの役を演じます。
ビームを尾上松也さん、ラーマを城田優さん、ジェニーを小南満佑子さん/トラウデン直美さん、シータを小南満佑子さん/高野菜々さんが担当。
映画とも宝塚版とも異なるキャスト構成によって、ビームとジェニー、ラーマとシータをはじめとする人物同士の距離感も違って見えるでしょう。
アクションとワイヤー表現にも注目
2027年版では、アクション監督・ワイヤープランナーとしてHAYATEさんが参加します。
映画『RRR』では、炎、水、動物、バイク、大人数の戦闘など、現実離れしたスケールのアクションも作品の大きな魅力です。
舞台では映画と同じことはできません。
だからこそ、舞台ならではのアクション、ワイヤー、照明、美術、映像、群舞によってどう「RRRらしいスケール感」を作るのかがポイントになります。
公式スタッフには、美術・照明のアンドリュー・エクスター氏、振付の梨本威温氏・碓井菜央氏、アクション監督・ワイヤープランナーのHAYATE氏らが名を連ねています。
宝塚版を観ている人は、谷貴矢氏が同じ場面を新しいスタッフとどう作り直すのか、にも注目してみてください。
音楽・ダンスはどう変わる?「ナートゥ」にも注目
『RRR』を語るうえで欠かせないのが、音楽とダンスです。
映画『RRR』を代表する「Naatu Naatu(ナートゥ・ナートゥ)」は、第95回アカデミー賞歌曲賞を受賞しました。
ビームとラーマの友情、競争、身体能力を一度に見せるこのダンスシーンは、映画『RRR』を象徴する場面のひとつです。
2027年版には独自の音楽チームが参加
2027年版の音楽スタッフは、
城田優
Mitsu.J
桑原まこ
の3名。
桑原まこさんは音楽監督・ピアノコンダクターも担当します。
つまり2027年版では、原作映画の音楽的魅力を踏まえながらも、新作ミュージカルとして独自の音楽世界が作られることになります。
現時点では、具体的な使用楽曲や「Naatu Naatu」の扱いについて全容は発表されていません。
そのため、「2027年版でも映画と同じ形でナートゥが登場する」と断定することはできません。
ただし、『RRR』を象徴する音楽・ダンスを新作ミュージカルでどう表現するのかは、今後の楽曲・舞台映像発表で最も注目したいポイントのひとつです。
宝塚版と2027年版は「ダンスの見せ方」の比較も面白い
宝塚版の場合、大人数の星組生による群舞や、男役・娘役を生かしたフォーメーションが大きな武器になります。
2027年版では、梨本威温さんとHIDALIの碓井菜央さんが振付を担当。
さらにアクション・ワイヤーとダンスを組み合わせる可能性もあり、宝塚版とは違った身体表現が期待されます。
2024年版、2026年版、2027年版をすべて観る人は、ストーリーだけでなく「同じ『RRR』の熱量を、ダンスでどう見せるか」を比較するのもおすすめです。
2024年・2026年・2027年版『RRR』の違いを一覧で比較
ここまでの違いをまとめると、次のようになります。
| 比較 | 2024 √Bheem | 2026 √Rama | 2027版 |
|---|---|---|---|
| 上演 | 宝塚歌劇星組 | 宝塚歌劇星組 | 梅田芸術劇場 |
| 主人公軸 | ビーム | ラーマ | ビーム&ラーマ |
| ビーム | 礼真琴 | 瑠風輝 | 尾上松也 |
| ラーマ | 暁千星 | 暁千星 | 城田優 |
| 脚本 | 谷貴矢 | 谷貴矢 | 谷貴矢・城田優 |
| 演出 | 谷貴矢 | 谷貴矢 | 城田優・尾上松也・谷貴矢 |
| 形式 | 2本立てのミュージカル作品 | 一本立て | 新作ミュージカル |
| 出演形態 | 宝塚歌劇団星組 | 宝塚歌劇団星組 | 男女混合キャスト |
この比較からも、2027年版が単純な「宝塚版の外部再演」ではないことが分かります。
むしろ、
映画という原点
↓
ビームから見た宝塚版
↓
ラーマから見た宝塚版
↓
2人をW主演として再構築する新作ミュージカル
という流れで見ると、2027年版の位置付けがより理解しやすくなります。
宝塚ファンが2027年版で注目したい5つのポイント
谷貴矢氏が3度目の『RRR』に挑む
最大の接点は谷貴矢氏です。
2024年『√Bheem』、2026年『√Rama』、2027年ミュージカル版と、異なる形で『RRR』の舞台化に携わります。
同じ演出家が一つの原作を何度も異なる視点から作り直すケースは、それ自体が興味深いもの。
2024年と2026年を観た人ほど、2027年版で「残ったもの」と「変わったもの」を見つける楽しみがあります。
尾上松也×城田優が主演と演出の両方を担当
尾上松也さんと城田優さんは、ビームとラーマを演じるだけではありません。
2人とも演出に参加します。
作品内では固い友情と対立を経験するビームとラーマを演じながら、舞台全体を作る立場でも協働するという構図です。
この点は2027年版ならではです。
宝塚版とは違う人物関係が生まれる
宝塚版のスターシステム、男役・娘役という表現と、2027年版の男女混合キャストでは舞台上の人物関係の見え方が変わります。
特にビームとジェニー、ラーマとシータの関係は比較しやすいでしょう。
アクション・ワイヤー・ダンスがどう融合するか
『RRR』には、普通の会話劇では成立しないスケールのアクションがあります。
2027年版では専門のアクション監督・ワイヤープランナーが参加することが発表されています。
映画の迫力をコピーするのではなく、舞台だからこそ成立する迫力をどう作るのかが見どころです。
音楽が「新作ミュージカル」としてどう生まれ変わるか
城田優さんが音楽にも参加することも重要です。
『RRR』には映画版の強烈な音楽イメージがあります。
その作品を、日本発の新作ミュージカルとしてどのような楽曲構成にするのか。
今後、新曲や劇中歌について情報が発表された際には要チェックです。
外部ミュージカルファンにも知ってほしい宝塚版『RRR』の面白さ
逆に、尾上松也さんや城田優さんをきっかけに2027年版を知った方にも、宝塚版を見る価値があります。
2024年版と2026年版は「宝塚だから同じ作品を2回上演した」という単純な関係ではありません。
2024年版はビームを主人公とする『√Bheem』。
2026年版はラーマを主人公に再構築した『√Rama』。
同じ物語を別の人物の視点から組み直しているのが大きなポイントです。
特にラーマ役の暁千星さんは、2024年と2026年の両方で同じ役を担当。
2つの作品を続けて見ることで、一人の登場人物が脇側の重要人物から物語の中心へ移ったとき、作品全体がどう変わるのかを比較できます。
宝塚版を初めて見る方は、宝塚歌劇そのものの基本を先に知っておくと理解しやすいでしょう。
『RRR』を初めて見るならどこから?おすすめ予習ルート
2027年版を観るために、過去作品をすべて履修する必要はありません。
ただし、どこまで予習するかによって楽しみ方は変わります。
| こんな人 | おすすめ予習 |
|---|---|
| まず物語を知りたい | 映画『RRR』 |
| 宝塚版との違いを知りたい | 映画→2024年『√Bheem』 |
| ラーマを深く知りたい | 2024年『√Bheem』→2026年『√Rama』 |
| 徹底比較したい | 映画→√Bheem→√Rama→2027年版 |
| 時間がない | 映画または2024年版のどちらか |
原作を最優先するなら映画『RRR』
物語そのものを理解したい場合は、映画から入るのが最も分かりやすいでしょう。
ビームとラーマの関係、ジェニー、シータ、マッリ、スコットらの人物関係を原作で理解しておけば、舞台化で「何を残し、何を変えたのか」が見えやすくなります。
宝塚版との比較なら2024年『√Bheem』
2024年版はBlu-rayが発売されています。
『RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Bheem~』『VIOLETOPIA』Blu-rayは、宝塚クリエイティブアーツ公式で11,000円(税込)です。
→ 『RRR ~√Bheem~』『VIOLETOPIA』Blu-ray公式商品ページ
→ 楽天市場で『RRR ~√Bheem~』Blu-rayを見る
2026年『√Rama』は現在上演中
2026年9月12日時点では、星組『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Rama~』が宝塚大劇場で上演中です。
宝塚大劇場は2026年10月11日まで、東京宝塚劇場は10月31日から12月13日まで。
宝塚大劇場千秋楽のライブ中継・ライブ配信も発表されています。
現在の星組版を見てから2027年版へ進むことができるため、今から『RRR』を追い始めるには非常に面白いタイミングです。
ミュージカル『RRR』のチケットはいつ発売?
2026年9月12日時点で、2027年ミュージカル『RRR』の一般発売日・料金は未定です。
今後は、梅田芸術劇場ネット会員先行、各プレイガイド先行、博多座での販売、一般発売、貸切公演などが発表される可能性があります。
尾上松也さん×城田優さんのW主演に加え、映画『RRR』、宝塚版の双方から関心が集まりやすい作品です。
観劇を考えている方は、一般発売だけを待つのではなく、公式サイトで先行販売情報を確認するのがおすすめです。
宝塚歌劇のチケット販売方法について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
ミュージカル『RRR』についてよくある質問
2027年版『RRR』は宝塚版の再演ですか?
単純な再演ではありません。
宝塚版を手掛けた谷貴矢氏が脚本・演出に参加しますが、梅田芸術劇場公式では「新作ミュージカル」とされています。
城田優さんが脚本・演出・音楽、尾上松也さんも演出に参加します。
ビーム役とラーマ役は誰ですか?
2027年版では、ビームを尾上松也さん、ラーマを城田優さんが演じます。
2人のW主演です。
宝塚版ではビームとラーマを誰が演じましたか?
2024年『√Bheem』では、ビームを礼真琴さん、ラーマを暁千星さんが演じました。
2026年『√Rama』では、ラーマを暁千星さん、ビームを瑠風輝さんが演じています。
2024年版と2026年版は何が違いますか?
2024年『√Bheem』はビームを中心にした作品です。
2026年『√Rama』はラーマを主人公として再構築し、『√Bheem』では描かれなかった場面も加えた一本立て作品です。
2027年版は『√Bheem』『√Rama』のどちらに近いですか?
現時点では、どちらか一方をそのままベースにすると公式発表されているわけではありません。
2027年版はビームとラーマのW主演による「新作ミュージカル」とされています。
2027年版を見る前に映画を見た方がいいですか?
必須ではありませんが、映画を見ておくと人物関係や舞台化による変更点を理解しやすくなります。
舞台版との比較を楽しみたい方にはおすすめです。
宝塚版を見ていなくても2027年版を楽しめますか?
問題ありません。
2027年版は新作ミュージカルとして制作されるため、宝塚版の観劇を前提とした続編ではありません。
2024年の宝塚版を見る方法はありますか?
『RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Bheem~』『VIOLETOPIA』はBlu-rayが発売されています。
チケット発売日はいつですか?
2026年9月12日時点で、一般発売日・料金は未定です。梅田芸術劇場公式サイトで最新情報を確認してください。
まとめ|3つの舞台版を知ると2027年『RRR』はさらに面白い
2027年ミュージカル『RRR』は、宝塚版とのつながりを持ちながら、新しいキャスト・クリエイターによって作られる新作ミュージカルです。
その面白さを理解するキーワードは、「再演」ではなく「再構築」にあります。
2024年は礼真琴さんのビームを中心に描いた『√Bheem』。
2026年は暁千星さんのラーマを中心に物語を再構築した『√Rama』。
そして2027年は、尾上松也さんのビームと城田優さんのラーマをW主演に据えた新作ミュージカルへ。
さらに谷貴矢氏は3作品すべてに関わっています。
同じ原作が、
誰を主人公にするのか。
誰が演じるのか。
どの劇場文化で上演するのか。
音楽やダンスをどう作るのか。
によって変わっていく。
ここに、舞台版『RRR』を追いかける大きな面白さがあります。
宝塚版を観た人は、「自分が知っているビーム、ラーマと何が違うのか」。
2027年版から『RRR』を知る人は、「宝塚ではこの物語をどう舞台化したのか」。
双方の視点で行き来してみると、一つの作品を何度も新鮮に楽しめるはずです。
2027年版については、今後チケット料金・先行販売、出演スケジュール、楽曲、追加PV、舞台セット、稽古場映像など新しい情報が発表されると考えられます。
新情報が公開された際には、本記事も随時更新していきます。





